LIFESTYLE, RICHEMO Hiroco Ryugo

竹製のおしゃれな歯ブラシから始めるエコライフ

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私たちの暮らしに欠かせない歯ブラシ。毎日使うものだからこそ、地球に優しいものを選びたいですよね。「地球に優しい歯ブラシ」にはどのようなものがあるのか、ご存知ですか?

 

土に還る天然素材、「竹」に注目

この数年の間に、デザインや機能性もいいプラスチックフリーの歯ブラシが増えてきました。ゴミとなっても、環境だけでなく生き物にも害が少ないバイオプラスチックから天然素材のものまで、様々な種類がある中でも注目したいのが「竹」からできた歯ブラシ。

竹は成長が早く、弾力性もあり、ものづくりに適している天然の資材として使われてきました。そんな竹でできた歯ブラシは、プラスチック製のものとは違い、土に埋めても自然に分解されるので安心して使えます。また、竹歯ブラシは天然の抗菌作用があり、乾きも早いので清潔に保てるのも良いところ。持ちやすくてカラフルなデザインも多く、おしゃれなアイテムとして楽しめるところも魅力の一つです。

 

エコでスタイリッシュなデザインの歯ブラシ

そんな竹歯ブラシは、注目度が上がっていることから、それぞれの好みにあったものを選べるほど、種類が多くなってきました。あなたはどんな形や色が好みですか?シンプルなデザインに心ときめく竹歯ブラシをチェックしてみましょう!

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The Humble Co. (ザ・ハンブル・コー)

スウェーデン発のオーラルケアブランド。このブランドの歯ブラシは、歯科医が考案から設計まで行っていることから口内環境に配慮され、機能性に優れています。創業者のノエル・アブダエムさんはジャマイカでのボランティア活動後、「世界中の誰にとっても役に立ち、環境に優しいものをつくろう」という想いをビジョンにも掲げ、The Humble Co. を立ち上げました。歯ブラシのハンドルは、100%生分解する竹、毛はリサイクル可能なナイロンでできています。ボックスや包装もリサイクル可能。シンプルなデザインと機能性のバランスがいいことから、エコな歯ブラシとして世界中で愛されています。

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Sustainable. (エスドット)

「誰もが今日から気軽に始められるサステイナブルなライフスタイルの普及」をミッションとする、Sustainable.(以下、S.)。誰もが日々使うものにより、地球に優しい消費サイクルをつくり、ゼロウェイストな社会を実現することを目指してします。S.の歯ブラシはエコなだけでなく、持ち手が円形になっているおしゃれでユニークなデザインが特徴的。また、毛のナイロン素材は、人の体に悪影響があるとされる化学物質BPAを不使用のもの。捨てるときは竹の部分はコンポスト、ブラシ部分はプラスチックとしてリサイクルできます。人の健康も考えられ、こだわって作られているとこもいいですね。

毎日使いたいと思うデザインや、安心して使えるつかいやすさ大切! 好みの形や色、毛の柔らかさなどもそれぞれに違うので、自分好みなものを見つけてみて下さいね。

 

歯ブラシから考える、プラスチックゴミのこと

今、世界中で100億もオーラルケア用品が消費されています。そのほとんどがプラスチックでできており、廃棄されるときは焼却されたり埋め立てられたり、リサイクルの過程で誤って川や海に流れ込み溜まったりすることも。そして、歯ブラシのゴミが分解されるのには500年もかかるとの調査結果があるにも関わらず、人口約1億2千万人の日本では年間約5億本ほどの歯ブラシが捨てられていると言われています。これが世界の人口77億人分となると、一体どれほどの数の歯ブラシが捨てられ、海や陸にゴミとして溜まり続けているのかと思うとゾっとしますよね。

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出典:Unsplash

2050年には海の魚の数と逆転すると言われるほど増え続けている、あらゆるプラスチックゴミ。目に見えにくいことだからこそ、歯ブラシのように日々使う日用品によって気づくことがあったり、無意識でもエコなアクションがとれていたりすることがあります。歯ブラシを選ぶという小さなことから、エコな選択をはじめてみませんか。

 

TEXT: Hiroco Ryugo EDIT: Asuka Cali, Marie Yamamoto